【 開催案内 】

情報処理学会
IoT行動変容学研究グループ
キックオフシンポジウム

2022年 4月 16日(土曜日)
13:00 - 17:00 (12:45 開場)
青山学院大学(青山キャンパス)総研ビル 大会議室

新型感染症の流行や気候変動をはじめとして、社会や我々の生活様式におけるダイナミズムが増すなか、個人の生活を尊重しながら社会との調和を実現できるような「行動変容」や、それにまつわる人と技術の関わり合いについて、多面的な側面から議論する場が求められています。「情報処理学会 IoT行動変容学研究グループ」をそのような場として本年4月に設立すると同時に、4月16日(土曜)に設立記念のキックオフシンポジウムを開催いたします。

基調講演「ヒューマンサービスとしての行動変容学:応用行動分析学の理論・基礎・実践との連携」(山本淳一先生)、研究者の方々の研究報告、国際会議”Persuasive Technology 2022”参加報告、ポスター/デモ発表等を予定しています。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。奮ってご参加ください。

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プログラム(概要)

プログラム(PDF)はこちら

基調講演

「ヒューマンサービスとしての行動変容学:応用行動分析学の理論・基礎・実践との連携」

山本淳一 
(東京都立大学特任教授 / 慶應義塾大学名誉教授)

心理学を基盤として構築された応用行動分析学(applied behavior analysis)について、具体的な研究、実践、事例を取り上げて、行動変容学との連携に発展させることを、基調講演の目的とします。応用行動分析学では、行動を、「環境」と「個人の反応」との相互作用システムととらえます。したがって、行動変容のためには、環境を変えること、個人の反応を変えること、環境と個人との相互作用を変えることが、目的となります。システムなので、常にPDCAを回しながら、効果的な介入方法を明らかにしていきます。ターゲットとなる行動がドラスティックに変容する条件が明らかになった時、その現象が理解できたと考えます。行動を制御する条件を明らかにすることに徹底し、仮説構成概念を用いないという姿勢を貫いています。様々な事例を含めて概説をお話しした後に、トピックとして、講演者が取り組んできた発達障害のある幼児・児童の行動変容に関する基礎研究、臨床研究、実践研究の具体的な話しをします。その中に、身体、ことば、こころ、発達、学習、障害、社会性、意欲、幸福、子育て、親子関係、学校教育、福祉、心理臨床、地域支援、遠隔地支援、など様々な行動変容のテーマを含めます。さらに、現在、融合領域の構築に取り組んでいる精神科臨床での成果(行動ウェルネス)、理学療法・作業療法・言語聴覚療法などのリハビリテーションとの融合(行動リハビリテーション)について、実践的な話題を提供します。さらに、今後取り組む予定のロボティックスとの共同研究についても触れ、討議を発展させたいと考えています。
本講演で示す研究は、JST【ムーンショット型研究開発事業】【JPMJMS2034-3】の支援を受けた。

研究事例報告

岩本 健嗣

(富山県立大学 工学部 電子・情報工学科 准教授)

時空間ビッグデータによる行動変容の可能性①

米澤 拓郎

(名古屋大学大学院 工学研究科 准教授)

時空間ビッグデータによる行動変容の可能性②

是村 由佳

(株式会社コレムラ技研)

パフォーマンス・エンジニアリングシステムと行動変容

大森 幹真

(早稲田大学 人間科学学術院 准教授)

当たり前を疑うことからの行動変容

国際会議参加報告

Persuasive Technology 2022 参加報告

(The 17th International Conference on Persuasive Technology) (3月29-31日、カタール開催)

ポスター/デモセッション

◎ 約30名の発表者によるポスター/デモセッション

◎ 対象分野

・Affective Computing

・Persuasive Computing

・行動経済学・動機付け / Behavioral Economics, Motivation

・行動変容に向けたIoT / IoT for Behavior Transformation

・ITヘルスケア・福祉支援 / IT Healthcare, Welfare Support

・行動変容に向けた情報デザインの手法・方法論・アプローチ・実装 / Information Design 

・Methods, Methodologies, Approaches, Implementations for Behavior Transformation

・行動変容に向けたウェアラブルデバイスの活用 / Utilization of Wearable Devices for Behavior Transformation

・マインドフルイーティング / Mindful Eating

・コーチング / Coaching

・学習支援 / Learning Support

・個別適合 / Individual Adaptation

・社会行動学 / Social Ethology

・行動分析・メトリックス / Behavior Analysis, Metrics

◎ プログラム

P#はポスタ発表。D#はデモ発表となります。題名に*が付された発表はオンライン発表となります。
  • (P1) 集合的な人間の目の共有を利用したリフレクティブシンキングの促進
    木村梨沙,中島達夫(早稲田大学)
  • (P2) ウェアラブルデバイスを用いた簡易計測における 機械学習を応用した脳波によるうつ病判別モデルの構築において利用できる脳波指標の評価
    鈴木圭,菅谷みどり(芝浦工業大学)
  • (P3) オンライン授業における生体センシングによる精神状態の客観的評価のIoT化に向けて
    中川友梨,谷田川ルミ,PeerayaSripian,菅谷みどり(芝浦工業大学)
  • (P4) 行動変容向けアンビエントディスプレイの表示カスタマイズによる興味喪失防止
    国方詩織,辻愛里,藤波香織(東京農工大学)
  • (P5) ロボットと人のEmotion Awareコミュニケーション を実現するROSによる基盤システム
    井口拓海,菅谷みどり(芝浦工業大学)
  • (P6) Aromug:糖分摂取量低減を補助するスマートマグカップの検討
    真弓大輝(奈良先端大),中村優吾(九州大学/JSTさきがけ),松田裕貴,安本慶一(奈良先端大)
  • (P7) *グループディスカッション参加者のマルチモーダルデータに 基づく印象・理解度評価法の提案
    酒井元気(日本大学)
  • (P8) 深層学習を用いた「かわいいキャラ」モデル構築と ポジティブフィードバック効果の検証に向けて
    大塚嵩柾,TippornLAOHAKANGVALVIT,PeerayaSRIPIAN,菅谷みどり(芝浦工業大学)
  • (P9) 精神状態推定における因果関係の推定とデータ活用方法の検討
    井上健一,鈴木圭,菅谷みどり(芝浦工業大学)
  • (P10) 音楽聴取時の快適と覚醒の生体情報による 評価方法の検討
    JadramNarumon,菅谷みどり(芝浦工業大学)
  • (P11) 食事音を用いた食習慣改善システム
    蒲地遥,大久保紗恵,横窪安奈,ロペズギヨーム(青山学院大学)
  • (P12) 作業コンテキストに応じた「ながら運動」推薦機構
    小林美月,辻愛里,藤波香織(東京農工大学)
  • (P13) 社会便益のための ICT 行動変容支援システム
    荒川豊(九州大学)
  • (P14) 発言における感情極性の比率操作を目的としたトークン付与による会議支援ツールの研究
    足立雄大,稲見皓介,岩本健嗣(富山県立大学)
  • (P15) *Twitterを活用したソーシャルナッジのためのいいね!と運動習慣化成功との関係の分析
    濱谷尚志,三村知洋,山田渉,落合桂一(株式会社NTTドコモ)
  • (P16) 楽曲に対するコメントから受容性の高い推薦文を作成する手法の研究
    山内大河,井黒海星,岩本健嗣(富山県立大学)
  • (P17) *新型コロナウイルス感染防止に向けた混雑回避行動を促進する行動変容技術の検証
    井手崇博,大滝亨,山田暁,佐藤弘之,落合桂一,川上博,矢野達也,大川博生,和久井圭祐,白井拓也(株式会社NTTドコモ),荒川豊(九州大学)
  • (P18) スマートウォッチを用いたマスク装着の促進手法
    小野翔多,西山勇毅,瀬崎薫(東京大学)
  • (P19) パフォーマンス工学のIoT行動変容学研究グループへの活用
    是村由佳(コレムラ技研)
  • (P20) SynCook+:角速度データを用いた炒める動作における レシピ動画進行度自動制御システム
    村島朋奈,瀧川みり子,横窪安奈,ロペズギヨーム(青山学院大学)
  • (P21) 頭痛発生予測モデル構築に向けた頭痛記録システムの検討
    中嶋桃香,佐々木航,大越匡,中澤仁(慶應義塾大学)
  • (P22) 急ぎ検知モデル作成のための手法の提案
    桑田翔平,佐々木航,大越匡,中澤仁(慶應義塾大学)
  • (P23) アーチェリー時のハイブリッドなコンディション推定手法
    高澤雄,別宮広朗,大越匡,中澤仁(慶應義塾大学)
  • (P24) 遠隔ソーシャルダイニングはどんな行動変容を起こすのか
    益田岳(東京女子医科大学),酒造正樹(東京電機大学)
  • (P25) イヤホンマイクを用いた摂取カロリーのリアルタイムモニタリングのための食事内容予測
    泉川茉莉,河崎隆文,大越匡,中澤仁(慶應義塾大学)
  • (P26) COVIDGuardian: Augmented situated visualization to increase risk perception and self-efficacy towards infectious diseases by fear appeal
    Kento Katsumata,Tadashi Okoshi,Jin Nakazawa(Keio University)
  • (P27) 精神課題における機械学習モデルの構築手法の比較
    金井健太郎,鈴木圭,菅谷みどり(芝浦工業大学)
  • (P28) リアルタイム心拍変動計測とフィードバックによる アンガーマネジメントゲーム
    吉岡佑,菅谷みどり(芝浦工業大学)
  • (D3) 筋電信号を用いた着脱可能なウェアラブルサイレントスピーチインターフェースの開発
    黒瀧悠太(GMOペパボ株式会社ペパボ研究所,横浜国立大学),太田裕貴(横浜国立大学)
  • 実空間会場での新型コロナウイルス感染防止対策について

    実空間会場 (青山学院大学) での新型コロナウイルス感染防止対策については、皆さまの健康と安全のために、下記の点についてご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

    << 開催2週間前〜 >>

    ◎ 開催2週間前からは特に、ご自分の体調や行動に注意し、新型コロナウイルスに感染しないよう務めて頂くようお願いいたします。

    ◎ 発熱や咳、全身痛などの症状がある場合、イベントへの参加前に医療機関にご連絡のうえ、受診いただきますようお願いいたします。

    【 厚生労働省新型コロナウイルス感染症電話相談窓口 】 TEL:0120-565653(フリーダイヤル) 午前9時~午後9時まで 日本語対応


    << 4月16日 開催日>>

    ◎ 起床時:自宅等で体温測定等の体調確認を行ってください。体調がすぐれない場合は現地参加を控え、オンライン参加に切り替えて下さい。

    ◎ 青山学院大学入構: ビル1F警備室にて記帳をお願いいたします。

    ◎ 受付にて

    1. 検温をさせて頂きます。
      体温が37.5度以上ある場合は、実空間会場での参加はお断りいたします。あらかじめご了承下さい。
    2. 受付に設置されたアルコール消毒液で必ず消毒していただきますお願いいたします。
    3. スマートフォンに 新型コロナウイルス接触確認アプリ (COCOA) のインストールをお願いいたします。
      【新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)】
      https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html


    << 会場では >>

    ◎ 不織布マスクを常時着用ください。

    ◎ 3密回避のため、ソーシャルディスタンスを十分 に確保してください。

    ◎ 会場内での飲食はお控え下さい。(水分補給を除く)

    ◎ 会場、トイレ等本シンポジウムに関係ある場所以外の場所への立ち入りは禁止します。


    << 講演者/ポスターデモ発表者の皆様 >>

    ◎ 別途、発表時の対策についてご連絡いたします。


    上記のような新型コロナ対策は実施いたしますが、感染のリスクをゼロにすることはできません。また、本シンポジウム自身だけでなく、2週間前からのご自身の行動、当日の会場までの移動なども、感染のリスクを押し上げる可能性があります。

    本シンポジウムに参加される皆様には、感染のリスクがゼロにはならないこと、感染リスクはみなさん1人1人の行動によって変わりうることをご理解いただいた上で、現地参加をご検討いただきたいと考えています。

    参照: 青山学院大学 2021年3月29日以降のキャンパス入構および施設利用について

    https://www.aoyama.ac.jp/post05/2020/news_20210325_09

    参照: 情報処理学会 本会における新型コロナウイルス感染症への対策について

    https://www.ipsj.or.jp/topics/coronavirus-2020.07.07.html

    お問い合わせ先

    情報処理学会IoT行動変容学研究グループ幹事
    ロペズ(青山学院大学) / 石塚 (KDDI株式会社) / 大越 (慶應義塾大学) / 横窪 (青山学院大学)
    kanji-members@sig-bti.jp

    キックオフシンポジウム
     開催概要

    内容 詳細
    タイトル 情報処理学会IoT行動変容学研究グループ キックオフシンポジウム
    主催 情報処理学会IoT行動変容学研究グループ
    開催日時
    2022年4月16日(土) 13:00〜17:00
    開催場所
    青山学院大学 青山キャンパス
    〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25
    表参道駅:徒歩5分
    渋谷駅:徒歩10分
    開催形式 (a)現地 + オンライン開催により開催いたします。
    *大変好評につき、参加者の募集は締め切りました。
    参加費用 発表者 ¥5,000(1人)*講演者、ポスター発表者。
    参加者 ¥2,000(1人)*シンポジウムを聴講する一般参加者。

    下記リンクよりお支払いください。
         

    ◎ 参加者募集は締め切りました。

    大変好評につき、参加者の募集は締め切らせていただきました。
    次回イベントへのご参加をお待ちしております。